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後味悪い終わり方「わろてんか」第127話

隼也(成田)がつばきさん(水上)を追っていってしまいました。

てんちゃん(葵)は自分がしてしまった事を息子にされるというカルマのような事態に。

北村を守るためと隼也の幸せを考えた建前の勘当です。


意思を持った人の事を人がむりやり方向転換することは出来ません。たとえ親でも。


風太(濱田)は隼也の父親代わりを務めていましたが今日の風太の涙で隼也に対する気持ちが本気だったんだなって思ったら泣けました。


伊能さん(高橋)と風太でこれからもてんちゃんを支えて行くって感動ですね。いつのまにかこの二人は本当の同志になりました。


隼也は藤吉(松坂)がした事を繰り返しています。

藤吉がしてしまった時は罪の意識が軽い感じで隼也がした時は事の重大さをきちんと受け止めているように感じるのは演技力の差か演出、脚本の差か?

もしあえて親子の人生を繰り返し描いてその差を描いているならば「わろてんか」意外に深いファミリードラマだったんじゃないかと思います。


1藤吉も、てんちゃんの慰めになっているけど実際オバケなので手も足も出ません。風太と伊能さんもてんちゃんを支えてくれますがてんちゃんが本当に求めている支えは藤吉と隼也。そのあたりのうまくいかないもどかしさも「わろてんか」の味ですね。


北村笑店25周年がこんな形で開催されるとは、なんだか後味悪いです。